硬膜外麻酔の説明(全身麻酔と併用の場合)今から、硬膜外麻酔について説明していきます。 ※再生速度は、わかりやすいように調整してください。 硬膜外麻酔とは?脳と脊髄は髄液の中に浮かんでいます。 硬膜外麻酔の実施タイミング硬膜外麻酔は、全身麻酔で眠る前に実施する方が安全とされています。 全身麻酔で眠る直前に、指示があれば横を向きます。 この時、エビのように背中を丸めることで背骨の間が開き、硬膜外麻酔が行いやすくなります。 麻酔手技の流れ麻酔科医が背骨の位置を確認した後、消毒を行います。 乾いたら、シーツがかけられます。 麻酔科医から声がかかり、細い針で局所麻酔が注射されます。 局所麻酔薬が効いたのを確認したら、硬膜外麻酔が開始されます。 この麻酔は、背骨の間を通って硬膜の外に針を通すという、非常に繊細な技術です。 そのため、できるだけ体を動かさないようにしてください。 異常な痛みや電気が走るような感覚があれば、すぐに声に出して麻酔科医に伝えてください。 硬膜の外に針が通ったら、カテーテルを通し、テープなどで固定して終了です。 硬膜外麻酔ができないケース・代替法ここから注意事項です。 以下に当てはまる場合、硬膜外麻酔を受けられない可能性があります。 また、背骨の隙間が非常に細いなどの理由で、硬膜外麻酔がうまくいかないこともあります。 硬膜外麻酔の合併症と対応稀な合併症以下のような合併症が報告されています:
比較的頻度が高い合併症
これらの症状がある場合は、病棟までご連絡ください。 まとめ説明は以上となります。 |